富山県高校受験情報

富山県の公立高校一般入試の流れ

富山県では、4・11月に全県一斉に「中教研学力調査」が実施されます。
中教研学力調査は、中学校3年間の範囲から各回国語・数学・理科・社会・英語（リスニング含む）の5教科、1教科50分・100点満点（5教科合計500点満点）でテストが行われます。
その後、中教研学力調査の結果も参考にしながら、11月末～12月に学校で三者面談（三者懇談）が行われ、どの学校に願書を提出するかがほぼ固まります。

1.出願

出願期間中に希望する学科に出願します。
出願できるのは、原則1高校1学科のみとなります。
ただし、学科が2つ以上ある高校を志願する場合は志望順位をつけて併願することができます。
（併願できる学科の数は学校ごとに定められています）
【例】第一志望：普通科　第二志望：理数科

富山県公立高校の普通科入試では学区制度が適用されます。

2.出願変更受付

出願受付期間の最終日または翌日に「志願状況」として倍率などが発表され、これを見て、志願変更受付期間に出願先を変更することができます。出願状況は富山県のホームページや新聞で発表されます。

3.一般選抜

調査書・学力検査の合計点（350点満点）から合否が判定されます。
ただし、内申点または学力検査点が募集定員の上位10%にある場合は、内申点、学力検査点のどちらか一方で判定されます。

学力検査について

2日間にわたって県内一斉に行われます。
1日目：社会・国語・理科
2日目：英語（聞き取り）・英語（筆記）・数学
の5教科、1教科各50分（英語は聞き取り10分程度・筆記40分）で試験が行われ、
各教科40点満点の全教科合計200点満点です。
一部の高校では、特定の教科の配点を上げる「傾斜配点」や、学校裁量枠において実技検査・作文・小論文など独自の選抜資料を加える場合があります。

内申点について

公立高校入試に使用される内申点は、以下の1～3の項目の合計で算出されます。
1.中2の3学期の評定（最大45点）
2.中3の2学期の評定×2（最大90点）
3.特別活動などを換算した点数（最大15点）

4.合格発表

受験番号が各学校の校舎前および、各学校のホームページで発表されます。

• 入学者が募集人員に満たない場合、二次募集が行われることがあります。
  二次募集の有無・募集人数は、各高校で発表されます。
  二次募集では筆記試験を行わず、二次募集の出願先に一般入試の結果が送られて選抜されます。

富山県内の高校偏差値データ