【第十二夜】★夏の大三角

伊井先生の天体コーナー

2017.08.18

伊井

【第十二夜】★夏の大三角

こんにちは。認定プロ教師の伊井です。
今回は夏の大三角の話をしますね。

そもそも、夏の大三角の星、全部言えますか?
夏のこの時期に見ごろになり、見つけやすいので、小学校でも習いますよ!

どれも明るい星ですが、暗い順に並べると『こと座のベガ』『わし座のアルタイル』『はくちょう座のデネブ』ですよ!……え?『アレガ』ですか?う~ん、そんな名前の星は聞いたことがありませんし、『なんとか物語』というアニメは観たことがありませんから、よく分かりませんね。笑

夏の大三角は星座ではなく、『近くの星座から明るい星を寄せ集めて作った夜空の目印』です。むか~しから明るい星は、むか~しから知られていて、国や地域ごとにふる~い名前があります。
『こと座のベガ』の日本の古い名前は『オリヒメボシ』、『わし座のアルタイル』の日本の古い名前は『ヒコボシ』と言います。そう『織姫星』と『彦星』です!
覚えていますか?『【第七夜】 ★一年に一回じゃない?』で、昔のカレンダーに合わせようとするから一か月遅れで七夕祭りをするところもある!というお話をしました。あれから一か月半くらいですが、昔の人は、観察と経験から、文明の度合いによっては計算から、七夕の星がこの時期に見ごろになることを知っていたんですよ!

さて、星も太陽や月と同じように昇って沈みます。夏の大三角はほぼ頭の真上を通過するため、観察していると首が痛くなってきます。流星の時のように寝っ転がって観察すると楽ですよ!

教育情報コラム

著者伊井

認定プロ教師

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