【第十八夜】 ★海王星

【第十八夜】 ★海王星

こんにちは。家庭教師のファミリー認定プロ教師の伊井です。
今日は海王星のお話をしますね。

海王星は、太陽系第8惑星です。太陽の周りをまわっている8個の惑星の中で、8番目に遠いところを回っています。つまり、一番遠い惑星ですね！海王星という名にふさわしく、青い色が美しい星です。英語の名前は、”Neptune”（ネプチューン）です。……え？お笑い芸人？違いますよ！ローマ神話に登場する、海の世界の王さまです。

ネプチューンはギリシア神話では、ポセイドンと名前が変わります。
神々の王 ゼウスと死者の世界の王 ハデスの兄弟です。……他の兄弟に比べて立場が低い？いや、そんなことないですよ。地球の表面の7割が海で占められているんですから！こじつけですかね？笑

海王星だけでなく、すべての惑星は地球と違う回り方をしているので、一緒に見られる星座が変わっていきます。
2017年現在、海王星は地球から見るとみずがめ座と同じ方向にあります。みずがめ座は秋に見える星座なので、海王星も秋に見えるよ！ということになります……が、海王星は太陽からとても遠く、地球からもとても遠いため、肉眼では見えません。残念！

もしも、『どうしても海王星が見たい！』ということであれば、口径の大きな望遠鏡がある天文台へ行きましょう。……宣伝？違いますよ。笑
口径とは対物レンズの大きさですが、分かりやすく言うと望遠鏡の太さです。海王星を見るなら、口径の目安は8㎝以上です。空がきれいなら、見ることだけならできます。このサイズの望遠鏡は、本格的なものになるので、意外と高価です。そして、もう一つ大きな問題があります。『どのようにして、肉眼で見えないものへ望遠鏡を向けるんでしょうね！？』。
……はい。ということで、『どうしても海王星が見たい！』ということであれば、口径の大きな望遠鏡がある天文台へ行きましょう！