「別世界への入口」トンネルの話

雑学

2017.12.11

藤枝支部の松下です。
私が仕事で移動している静岡市から島田市にかけてのバイパスには、合計8つのトンネルがあります。

トンネルは鉄筋コンクリートでできています。
コンクリートは、セメント・水・砂・砂利(じゃり)を練り混ぜて固めたものです。
拡大して見ると内部が隙間だらけで、そこから水、酸素、二酸化炭素、塩化物イオンなどが入り込んで劣化していきます。
その寿命は約60年といわれています。
1960年代を中心とした高度成長期に、多くの道路が作られ、山間部には多くのトンネルや橋ができました。
現在、これらの建造物は次々に耐用年数を迎えつつあり、その強度が危惧されています。

数年前に、トンネルの天井板が落下し走行中の車が巻き込まれる大惨事がありました。
トンネルを通過するときには「どうか無事に走り抜けられますように!」と、安全を願わずにはいられません。

しかし、半世紀を経たトンネルは、山の自然と一体化していて不思議な魅力があります。
新緑の頃には筍から成長した若竹が揺れ、秋には紅葉した葉っぱが風に舞い、「別世界への入り口」に招かれているような錯覚に陥ち入ります。
トンネルを抜けたときの明るさも刺激的で、その先の光景が新鮮に見えます。

今ちょうど、受験生はトンネルの中にいるような逃げ場のない状態かもしれません。
やるべきことはたくさんあるのに、できない自分、やらない自分。
何一つ思い通りにいかない苛立ち、焦りとあきらめ。
色々な気持ちが入り混じって、自爆寸前の日々かもしれません。
でも、今日一日の頑張りに「合格」を与えられるような、悔いのない日々を過ごしてください。
自分に厳しく!そして優しく!

 

【静岡県/藤枝市】 家庭教師のファミリー藤枝支部

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