子どもの問題解決能力を育てたい!得られるメリットと伸ばし方

勉強のコツ

2020.03.04

川口 翔吾

こんにちは!家庭教師のファミリー認定プロ教師の川口です。

 

インターネットやスマートフォンの普及により価値観の多様化やグローバル化が加速し、これからを生きる子どもたちには、私たち大人も想像つかないような世界で生きていく力が必要とされています。

 

そんななか、いま注目されているのが「問題解決能力」を育むことの必要性です。
簡単に言うと「問題解決能力」とは問題の根底を分析し、自ら解決策を見出すこと。
学校で学ぶ教科の勉強のように、決まった答えがあるわけではありませんし、解決策が一つとも限りません。

 

問題を解決するスキルが身についている人は、将来社会に出るうえでも仕事やコミニュケーションの面で優れた力を発揮できるでしょう。

 

今回は問題解決能力とはどのような能力でどう活かされるのか、子どものうちから育むためには何をすればよいのかについて、詳しくお話ししていきます!
 

 

 

 

問題解決能力はどんな能力?子どもにとっての問題解決能力とは?

それではまず、問題解決能力とはどんな能力なのか、その定義を確認しておきましょう。

問題解決能力とは、目の前に何かしらの問題が立ちはだかった時、その状況を正確に把握して情報を集め、自分の力で解決方法を考えて実行していく能力のことです。

 

この能力は、3つのステップに分けられます。
ここでは、勉強を例に挙げてお話しします。

 

 

ステップ1 問題を見つける

何が問題かわからなければ、対策の取りようがありませんよね。
ですから、まずは問題を見つけることが解決の第一歩です!

 

問題は、大きく3つに分けることができます。

 

一つ目は、すでに発生している問題。

例えば、「成績が下がってしまった」などです。これは問題が発生して、明確になっているので見つけることは簡単ですね。

 

二つ目は、目標を設定したときに発生する問題。

例えば、「次の定期テストで◯◯点取りたい」など、自分で目標を決めたときに、そこまでのギャップを埋めるためにどうするかという問題が発生します。

 

三つ目は、将来発生する可能性がある問題です。

例えば、「今の成績は悪くないけど、毎日勉強する習慣がないから、この先成績が下がってしまうかもしれない」など、今の時点では問題になっていないけれど、この先発生してしまうかもしれない問題です。

 

まずは、自分がどのような問題を抱えているかを認識することが大切です!

 

 

ステップ2 原因や状況を把握して分析する

問題には、必ずその原因があるはずです。
それでは、次はどこに問題があるのか、なぜ問題が起きてしまうのか、どうやって解決すればいいかを分析していきましょう!

 

「勉強時間は確保できているはずなのに成績が上がらない」という場合、勉強時間そのものではなく勉強のやり方や集中度合い、取り組む問題の難易度が合っていないなどのことが考えられます。問題が発生している原因を分解していきましょう。

 

 

ステップ3 解決策を考えて実行する

問題を見つけて原因を分析したら、解決策を考えます。

 

集中できていない
→「図書館など集中できる環境で勉強する」「スマホに気を取られないように勉強中は電源を切っておく」

 

難しすぎる・簡単すぎる問題ばかりに取り組んでしまっている
→「間違いやすい問題に絞って取り組む」

 

勉強のやり方がわからない
→「正しい勉強のやり方を身につけるために、家庭教師や塾を検討してみる」

 

など、解決策を考え、実行しましょう。

 

解決策を具体的に考えずに行動をしても、見切り発車となり、失敗する可能性が高くなってしまいます。
解決策はひとつとは限りませんので、複数の解決策を考えて取り組むのが望ましいですね。

 

子どもにとっての問題解決能力とは、ある意味勉強よりも大事であり、生き抜くために必要な能力といえます。
勉強も、基礎知識を習得することだけでなく、勉強でつまずいたときにどう対応するかという問題解決能力を身につけることも勉強のうちなのです。
困ったことや問題に遭遇したり、やりたいことが見つかった場合に、自ら解決へと導ける力は人生において重要です。
 

 

 

 

子どもの問題解決能力を育むとこんなメリットがある!

知恵の輪
問題解決能力を高めるメリットとして、論理的な思考能力が高まることが挙げられます。

 

「なぜだろう」「どうしてだろう」と原因を追求して、「だったらこうしてみよう」「こうすればいいんだ」と、決まった答えのない問題の解決策を考えるプロセスはまさに論理的ですよね。
日々起こる問題に対して、このような姿勢で考える習慣が身につくと、論理的思考能力が養われていきます。

 

人生においてはもちろん、勉強ができるようになるためにも大切な能力です。

 

また、広い視野を持って、なぜそれが問題なのかを深堀りする習慣は、単純な学びだけでは補えない豊かな思考能力を育てることにも繋がります。
この癖がつくと、疑問がわいたときに新たな発想を生む創造性も広がり、将来のスキルアップにも役立っていくでしょう。

 

同時に、自分の考えを論理的に相手に伝える能力や表現力も高まります。

 

グローバル化が進むこの世界で、この能力はもっとも重要な能力のひとつです。
言葉も違う、文化も違う、宗教や思想も違う人たちと正確なコミュニケーションを取るためには、柔軟な対応が必要となります。

 

この問題解決能力は、新学習指導要領でもっとも重視されている、国を挙げて育んでいこうとしている能力でもあります。

話題になっている「小学生のプログラミング授業必修化」も、大きな目的のひとつは、問題解決能力を身につけさせること。
未知の相手に正確に論理的に伝える力を養うことも大きなメリットとなります。

 

※参考サイト:新しい学習指導要領等が目指す姿(文部科学省)
 

 

 

 

子どもの問題解決能力を伸ばすポイントとは?

スケッチブック
子どもの問題解決能力伸ばすためには、保護者さまの働きかけが不可欠です。
授業で学ぶことやそのクオリティーは学校によって差が大きいと思われるので、親が伸ばしてあげるんだ、という意気込みでいた方がいいでしょう。
普段のお子さまとのコミュニケーションの中でも実践できることはたくさんありますよ。

 

ひとつ意識しておくといいのは、「答えを教えない」ということ。

 

「明日はコレとコレを持っていきなさい!」「それをするならコレとコレが必要でしょう!」と明確な指示をだしてしまうのは悪い例です。

「明日は何を持っていくの?」「それをするなら何が必要だと思う?」と、答えを引き出すような問いかけを意識してみましょう。
少しずつ、自分の頭で考える習慣が身についてくると思います。

 

いつでも「なぜ?」と考えさせるような質問を心がけるのも大切。
時には、「なぜ?」という質問に対してすぐに応えず、「なぜだと思う?」と聞き返してみてください。ただしこれは、やりすぎると嫌気がさすので要注意。

 

解決が必要な事柄であれば、その解決方法は何だろうと考えさせる習慣をつけると良いですね。
 

 

 

 

子どもの問題解決能力はこうして伸ばそう!!

お子さまの問題解決能力を伸ばすためにまず必要なのは、問題解決能力とは何かを十分に理解すること。
そして、問題解決能力の3ステップを意識して、お子さまとコミュニケーションを取ることです。

 

ポイントをまとめておきましょう。

 

  1. 問題解決能力とは、問題を見つけて原因を分析し、解決策を考える能力
  2. 問題解決能力が身につくと、論理的思考や豊かな思考力を育て、論理的に意見を伝える能力も身につく
  3. 問題解決能力を伸ばすためには、親の働きかけが必要

 

冒頭にも書いた通り、グローバル化で多様化していく世の中を生き抜くためにも、将来的に問題解決能力は必須の能力になります。
学校だけで養える能力かというと難しい問題。小さいうちから習慣化し、身につけていくことが大切です。

 

家庭教師のファミリーは、いつでもみなさまをサポートする準備ができています!
問題解決能力を勉強を通して身につけるチャレンジをしていきましょう。
いつでもお気軽にご相談くださいね!


著者川口 翔吾

認定プロ教師・学習アドバイザーとしての長年の経験と知識に裏打ちされた、生徒思いで説得力のある提案・指導が持ち味。彼に「大丈夫!」と言われると、不思議な安堵感があるとか…。社内では子煩悩なパパとして有名。

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