偏差値とは?その意味や活用の仕方、求め方をわかりやすく!

受験のこと

2020.09.30

認定プロ教師

こんにちは!家庭教師のファミリーです。

 

中学入試、高校入試、大学入試。

受験を志す者にとって欠かせない判断基準となる数値が「偏差値」です。

たいていは結果として偏差値を目にするので、自ら計算できる必要はそれほどありませんが、その意味や活用の仕方を知っておくと便利ですよ。

 

今回は偏差値について、詳しくお伝えしていきます!

 

 

 

 

偏差値とは?その意味をわかりやすく解説!

まずは、偏差値とはそもそもどんなものなのか。

求め方についても解説していきます。

 

 

偏差値とは?

偏差値とは、あるテストを受けたとき、その生徒の中で自分の成績がどのあたりに位置するのかを示す数値です。

ほとんどの場合は偏差値25〜75の範囲内で示されます。

 

得点が高ければ偏差値も高いとは限りません。

ぴったり平均値であれば、偏差値は50。

偏差値の数字が高くなるほど、周りと比べて高い点数を取ったということになります。

 

例えば90点は高得点だと思われますが、平均点が90点なのであれば、偏差値は50です。

一方で、平均点が30点なのであれば、それ以上の点数を取れば偏差値は50を超えます。

 

また、受験生のレベルによっても偏差値は変わります。

トップレベルの進学校の校内偏差値50は、高いレベルの受験生の中での平均ということですから、全ての受験生を対象にしたテストであればもっと高い偏差値が出ると思われます。

 

 

偏差値の計算方法

偏差値算出の計算式は、以下の通りです。

 

『偏差値=10×(個人の得点-平均点)÷(標準偏差)+50』

 

個人で偏差値を算出する機会はあまりないかも知れませんが、計算方法を解説していきましょう。

ただ、受験生全員のテスト結果を知りうる立場にあるテストの主催者側が、偏差値を算出してくれる場合がほとんどですので、参考までにという感じで理解しておきましょう。

 

知らなければいけない数値は、個人の得点・全体の平均点・標準偏差です。

全体の平均点は、受験生の得点の合計を受験生数で割ることで算出できます。

 

少しややこしいのが、標準偏差です。

得点から平均点を引いた値を偏差といい、まず受験生全員分の偏差を2乗します。

その値を全員分合計して受験人数で割ると、偏差の2乗の平均値である「分散」が求められます。

その分散の正の平方根を計算して出た数字が、標準偏差です。

 

それらの数値を、上記の計算式に代入することで、偏差値を求めることができます。

 

 

 

 

偏差値はどう見る?数字の見方や自分の学力の確かめ方

勉強に集中する女性

自分の学力を確かめるのに便利な偏差値ですが、もう少し詳しく数字の見方を解説していきましょう。

 

 

偏差値の見方は「平均点との差」も大事

自分の得点がぴったり平均点であれば、偏差値はぴったり50です。

偏差値とは、この50を基準として、そこからどれくらいの位置に自分がいるのかを確かめるための目安となる数値です。

 

平均点と大きく違う点は、標準偏差という数値が計算式に入っていることです。

 

例えば、平均点が60点のテストで70点を取ったとしましょう。

平均点が同じ60点のテストだったとしても、受験生の得点がどのあたりに偏っているかがポイントになります。

 

受験生の多くが平均点の60点前後を取っているテストで70点取れたのであれば、多くの受験生より優秀な結果と言えます。

この場合、偏差値は高くなります。

 

ただし、高得点と低得点のばらつきがあるテストなら、平均点より10点高いことが優秀な成績なのか判断が難しくなります。

 

極端ですが10点をとった生徒もいれば、90点をとった生徒もいて得点が分散していて平均が60点なのであれば、平均点から離れた得点を取りやすいため、偏差値はそれほど高くなりません。

そのため、得点のばらつきがないかも見方のポイントとなります。

 

平均点との比較だけでは判断するのが難しい、受験生全体の中での自分の立ち位置を分かりやすく示してくれる数値が偏差値なのです。

 

 

偏差値で自分の学力を確かめる方法は?

入学試験での合格を目指すためには、偏差値から自分の学力を確かめる必要があります。

 

入学試験の合格基準は、得点ではありません。

入学試験は、得点上位者から募集定員数を合格とするシステムです。

合格最低点は毎年変わりますので、何点取れたら合格というのは目安でしかありません。

 

テストの得点に対する偏差値だけでなく、志望校合格の目安となる学校の難易度を示す「合格基準偏差値」もあります。

そのためにも、偏差値を出してくれる模擬試験を受けると良いですね。

 

例えば、ちょうど合格基準偏差値と同じくらいであれば、志望校に対して実力相応といえるでしょう。

自身の偏差値と合格基準偏差値にどれくらい差があるかが、合格可能性の目安になります。

 

偏差値は、受験生のなかで自分がどの位置にいるかを示してくれる数値ですので、合格判定をするには信ぴょう性の高い数値と言えます。

偏差値を基準に示される合格判定を目安にして目標設定や志望校の決定を行うと、より可能性の高い選択ができるでしょう。

 

 

 

 

偏差値を活用するメリットデメリット、注意点は?

高得点のテスト

偏差値を活用する最大のメリットは、志望校選びの判断基準が非常に分かりやすくなることです。

学校や塾で行われる進路指導も、合否の可能性の判断基準はまず偏差値です。

 

また、分かりやすい数値であるために、分かりやすい目標としてモチベーションアップになるという点も挙げられます。

志望校と現在の自分の偏差値のギャップをどのように埋めていくか、それを考えて実行していくのが受験生と先生方の仕事です。

 

デメリットは、偏差値ばかりにとらわれてしまう可能性があることです。

過去には、行き過ぎた偏差値至上主義への反動から、偏差値を活用した進路指導を廃止しようという流れもありました。

確かに、偏差値が高ければ高いほどいい学校という価値観だけに染まってしまうのは、見落としてしまうことが多いように思われます。

 

偏差値はあくまでも、テストの得点から算出した学力を測る指標です。

偏差値がちょうどいいからといって、その学校が必ずベストの選択であるとは限りません。

偏差値だけを基準に学校を選ばないようにしましょう。

 

学校選びは学力以外にも、学校の指導方針や部活動の様子、通学の利便性など、様々な要素があります。

偏差値アップのために頑張るのはもちろんいいことですが、学力以外の本質もしっかり見極めた志望校選びをしたいですね。

 

志望校の選び方については、こちらも参考にしてください!

志望校の決め方は高校受験の重要ポイント!

 

 

 

 

偏差値を知り、上手く活用して志望校を突破しよう!!

自分の学力を測る指標として、とても便利な偏差値。

「偏差値とは何か」を理解しておくと、よりいっそう上手に活用することができるでしょう。

 

偏差値とは何か、最後にもう一度おさらいしておきましょう。

・偏差値とは、テストの受験生の中で自分がどの位置にいるのかを示す数値
・平均点と同じなら偏差値50、通常は25〜75の範囲で示される
・偏差値は学力による合否判定を考えるときに信ぴょう性がある指標となる

 

ただし、偏差値以外の要素もしっかり考えて志望校を選ぶことが大切ですよ。

 

 

著者認定プロ教師

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

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