子どものやる気を引き出すコツ、やる気を打ち消すNG行動

やる気の出し方

2018.10.25

柴田 成美

こんにちは!家庭教師のファミリー認定プロ教師の柴田です。

 

お子さまに「勉強のやる気を出してほしい!」と悩んでいる保護者さまは多いと思います。

いくら親がいい教材を用意したり塾などの良い学習環境を与えても、そもそも本人のやる気がなければ効果が得られませんから大きな問題ですよね。

 

今回は、子どものやる気を引き出すにはどうしたらいいのか、また逆にやる気を削いでしまうNG行動についても紹介していきます。

 

やる気を引き出すモト!脳内神経物質『ドーパミン』

人は「うれしい」「楽しい」などの快感を感じている時、脳内でドーパミンという脳内神経伝達物質が分泌されています。

人の脳は、ドーパミンが分泌された直前の行動を強く記憶するという性質があり、記憶したその行動を再現しようとします。

 

つまり、問題を解いて「うれしい」「楽しい」「できた」という気持ちになれば、そのことは強く記憶されて「また問題を解きたい!」という気持ちになる…ということ。

勉強が「楽しい」ことや「できた」という実感が、やる気への一番の近道なのです。

 

では、親は具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか。

 

 

褒められて伸びる

「褒める」ことは、子どものやる気を引き出すのに非常に効果的だと考えられています。

褒められるとやる気のモトになる「ドーパミン」が脳内で分泌されるためです。

 

また、子どもの自己肯定感、自信を育てるためにも「褒める」ことはとても大切です。

自己肯定感が高い子どもは、失敗をしても「また頑張ろう」「次はできる」と前向きに取り組むことができます。

 

 

「できた!」という喜び

人は難しい問題を解くことができたときにも強い喜びを感じます。

 

大切なのは、目の前の問題が「頑張れば解ける」レベルであること。

簡単すぎても喜びは薄く、解けないくらいに難しすぎても意味がありません。

誰しもが幼少期に自転車に乗るために何度も転びながら練習します。5m進めた、10m進めた、もう補助なしでもスイスイ乗れる!となったはずです。

「できた!」という強烈な喜びが連続すれば、やる気はどんどん増していき自然と継続します。

 

できれば、問題を見極めてくれる先生が横にいてくれるのが理想ですね。

集団授業よりも個別指導の塾や家庭教師など、先生が常に子どもの側で理解度に合わせた受け答えができる環境がおすすめです。

 

各生徒に合わせて最適なレベルの問題をその場で選ぶことができるので、子どもが「解ける喜び」を実感しやすく、やる気を引き出すことにもつながりやすくなります。

 

子どものやる気を引き出すテクニック

 

具体的にどんなことが子どものやる気につながるのか、やる気を引き出すテクニックをご紹介します。

 

 

まずは『動く』ことから始める

脳科学では「やる気はじっとしている間には出てこない」と言われています。

「今やる気が出ないからちょっと休憩」なんてゴロゴロしていても、永遠にやる気に火はつきません。

やる気のスイッチがあるのなら、学校の先生含めて周りの大人がとっくにスイッチを押しています。

 

まずは動くこと、鉛筆を持ってみたり、書いてみたりすることが大切!

 

最初の声かけは「絵でも描いてみようか」でも良いです。

「次はこの漢字を〇回書いてみよう」「見ないでも書けるかな?」など、楽しい雰囲気で始めましょう。

 

 

『すぐに』褒める

先にも述べましたが、やる気のモトになるドーパミンが分泌された直前の行動は、脳に強く記憶されます。

 

ですが、この効果は『直前』の行動に限られるため、時間が経ってしまってからでは効果は薄いのです。

お子さまが何かを達成した時には、ぜひ、すぐに褒めることを意識してみてくださいね。

 

 

能力や結果ではなく『努力』を褒める

子どもの能力や結果よりも、努力や頑張りを褒めてあげてください。

 

たとえば、試験で良い点数が取れた時

「すごい!賢いね〜!」と褒めるよりも
「すごい!がんばったのね!」と褒めた方が良いということ。

能力を褒められた子どもは、次にうまくいかなかったときに諦めやすい一方、努力を褒められた子どもは「次はもっとがんばってみよう」と前向きに考えることができるようになります。

 

 

褒めない方がいいときもある

これまで述べたことと一見矛盾してしまいますが「褒める」ことが逆効果になる場合もあります。

それは子どもがすでに勉強に夢中なときです。

 

本来、勉強とは楽しいものです。

子どもが自発的に目標をもって勉強をしているときは、すでに楽しく勉強できているはずです。

 

そこに親が褒める声かけをしてしまうと、子どもは「褒められるために勉強している」と間違った認識をしてしまい、本当の意味での学問への興味が長続きしなくなってしまうのです。

 

お子さまが勉強に夢中になっているときは、声をかけたい気持ちはグッと抑え、そっと見守るようにしましょう。

 

 

 

 

これはNG!子どもがやる気を失くす親の行動

 

ご自身が子どもの時を思い出してみてください。

親に「勉強しなさい」と言われて、やる気が出たことがありますか?

 

渋々机に向かったことはあるかもしれませんが、それでやる気が出る人はいないと思います。

強要する言葉はやる気を削いでしまうのです。

 

また、絶対にやってはいけないのは「お子さまの頑張りをけなすこと」です。

 

例えば、お子さまが気乗りしないながらも机に向かっていて進みが悪い時、

「まだやってないの?」
「早くしなさい」

など…言ってしまいがちですが、やる気を引き出すためには逆効果。

 

子どもが机でダラダラしているときには、小さな目標を設定してあげてください。

最初から高い目標を設定するのではなく、小さな目標を達成する体験を積み重ねることが重要です。

 

「5分でここまでやってみようか?よーいドン!」
「ここのページまでやってみようか?」
「まずはこの問題だけやってみてごらん」

など、実現しやすい小さな目標を提示してあげると効果的です。

 

 

 

 

まとめ

やる気のモト、ドーパミンを分泌させるのは「うれしい」「楽しい」「できた」といった感情です。

子どものやる気を引き出すには、勉強を楽しむための働きかけが大切。

褒めるときには、その場で『すぐに』、能力よりも『努力』を褒めましょう。

すでに自発的に勉強に夢中になっているときは、褒めるなどの声かけはせずそっと見守りましょう。

 

一番良いのは、問題が解けたという喜びが連続すること。

お子さまのレベルに合った問題を選び、正解したときに適度に褒めてくれる先生がいれば、どんなお子さまも自然と勉強に対するやる気を持ってくれるはずです。

 

子どもの自主性を育むために、私たちファミリーが大切にしている「家庭教師ファミリーが掲げる10ヶ条」もぜひご参考ください。

保護者さまにも大切にしていただきたい10ヶ条です!

 

著者柴田 成美

苦手をなくし、勉強の楽しさを感じさせる指導をモットーに、きめ細かな指導が生徒から好評を集めている。
おっとりと優しく、ついなんでも相談したくなる不思議な魅力の持ち主。大学生教師への指導アドバイスにも尽力している。

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