英語4技能とは?その重要性や検定試験について解説します!

勉強のコツ

2020.03.26

向 優奈

こんにちは!家庭教師のファミリー認定プロ教師の向です。

 

近年、大学入学試験が大きく変わろうとしています。
特に英語は改革が進められようとしている教科のひとつ。

 

昔はReading(読む)とWriting(書く)の主に2つの技能が中心でしたが、その後高校や大学試験にListening(聞く)も導入され、重要度も上がってきています。
そして現在はSpeaking(話す)能力の比重も上がってきており、私立大学ではすでに導入されているなど、この4つの技能が重視されています。
試験だけでなく将来仕事をするうえでも、日常生活で英語を使うために4技能とも欠かせない項目ですよね!

 

今回はいま重視されている「英語4技能」についてと、求められる理由をさらに詳しく解説!
試験にどう反映されるのかや4技能を測るための検定試験、具体的にどのように勉強していけばいいのかなど、スッキリと整理していきたいと思います。

 

対策は早いに越したことはありません。しっかり理解して、効果的に学んでいきましょう!

 

 

 

 

英語4技能とは?今後の教育や試験にどう反映される?

まず、いま重視されている「英語4技能」について詳しくお話ししていきますね。

 

「英語4技能」は、「読む」「聞く」「書く」「話す」という4技能です。

 

日本の学校英語教育は長い間、「読む」「書く」を基本に行われてきましたが、2006年度より英語リスニング試験がセンター試験に導入されて「聞く」能力が試されることになり、大きな話題となりました。
今回の大学共通テスト改革は、そこに「話す」を加え、その4技能を統合した能力を見ようとしています。

 

そのために、英語民間試験を活用して受験者の成績が各大学に提供される「大学入試英語成績提供システム」の導入を検討していましたが、令和2年度は見送られました。
今後どのような決定がなされるかはまだ不明ですが、4技能をバランスよく身につけることが求められることは変わりなさそうです。

 

受験だけでなく、今後の小学校・中学校・高校の英語教育においても必要な技能になってきますね。

 

 

 

 

今なぜ英語4技能が求められるのか?その理由や重要性

大学
なぜ今、英語4技能が求められるようになったのでしょうか。

 

その理由は、社会のグローバル化にあります。
インターネットやスマートフォンの普及により、急激な速度でグローバル化が進んでいます。
多くの国・地域で使用されている英語は、日常生活の中でも見聞きしない日はないくらい、いつでも私たちのすぐそばにある言語になりました。

 

社会でも英会話が身についているだけで、活躍の場が一気に広がりますよね。
会社に入社する際の試験でも、英語資格試験のスコアを求める企業が増えているようです。

 

英語は試験のためだけに必要なわけではありません。
グローバル化の進む現代で、世界中の多くの人とコミュニケーションをとるために必要な技能であり、英語が必要な場面が増えてきているというのが現状です。
今回の大学共通テスト改革では、こうした現状に対応しようとしています。
さらに今後は高校入試においても4技能が重視されていくと言われています。

 

コミュニケーションを成立させるためには、受信と発信が必要です。
「読む」「聞く」を学んで受信技能を、「書く」「話す」を学んで発信技能をバランスよく身につけ、実際に英語でコミュニケーションを取れるようにすることが改革の狙いです。

 

大学入試が具体的にどのように変わるかは「大学入試はどう変わる!?知っておきたい変化と対策」も参考にしてみてくださいね!

 

 

 

 

大学入試に関わる英語4技能を測るための検定試験は7つ!

令和2年度の入試では見送られましたが、個人の英語4技能を測るために英語民間資格・検定試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入は検討されています。
すべての大学ではまだですが、私立大学においてはすでに取り入れているところもあるため、早めに対策をとっておくに越したことはありません。

 

また、各大学の推薦・AO入試の出願資格を得たり、英語の学力検査免除・加点など大学入試を有利に進めるために、英語民間試験を活用することも可能です。
どの資格がどのように認められているかは各大学・学部により異なりますので、志望大学・学部の入試要項をご確認ください。

 

成績提供システムで活用される資格・検定試験は7つあります。
いずれも英語4技能がバランスよく取り入れられていますので、定期的に受験してその後の学習に活かすのは、有効な勉強方法です。
資格・検定試験の種類と特徴についてまとめますね!

 

 

実用英語技能検定

いわゆる「英検®︎」、もっとも認知度が高い検定です。

 

学校に案内が置かれていたり、定期的に案内が配布されたりする場合も多く、受験しやすい検定と言えるでしょう。
語彙力に重きがおかれているところが特徴。
級ごとにおおよその学年のレベルに分かれているため、どの級を受けるべきかの判断がつきやすいです。
教科書よりは多めの語彙が必要ですが、指導要領との整合性は高いので勉強しやすいでしょう。

 

 

ケンブリッジ英語検定

写真やイラストが豊富で、実生活を想定した問題が多く出題されます。
スピーキングテストでは、受験者2名がペアで受ける対面式テストの形式をとっていて、普段の生活場面を想定した試験となっています。
英語を日常生活で活用できるかどうかが問われる、全レベル対応型の検定です。

 

 

TOEIC®︎

ビジネスシーンを想定した英語が基本です。
文章量が多いので、短い時間で長い文章を読む力が求められます。
ビジネスシーンを想定していることもあり、出題される用語もビジネス用語が多く見られます。
解答はマークシート方式です。

 

 

TOEFL®︎ iBT

英語を母国語としない人の英語力を測るために開発され、より実生活に即したコミュニケーション能力が測定されます。
英語圏の大学課程に最も推奨されている試験ですが、その分難易度は高いと言えるでしょう。

 

 

GTEC

英語4技能をスコア型の絶対評価で測定します。とてもバランスの良い試験です。
自分の英語の技能を知るのに良いテストです。
学校で取り入れられている中学校・高校もあります。
問題ごとに時間制限が設けられており、時間配分にも注意する必要があります。

 

 

IELTS

東大や外務省でも英語能力の判断基準とされている、注目の試験です。
基本的にイギリス英語、記述式の解答が求められ、難易度は高めになっています。

 

 

TEAP

高校3年生を対象に、大学入試を想定して開発されています。
日本における「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測るテスト構成になっています。

 

 

 

 

英語4技能を高めるためにはどう学べば効果的?

新入生
具体的に英語4技能を高めるためには、どのように勉強をしていけば効果的なのでしょうか。

 

小中学生の勉強法、大学受験に向けての勉強法、それぞれにコツがあります。
また、年齢を問わず知っておきたいポイントもありますので、ご紹介していきますね!

 

 

4技能の習得には勉強する順番、基礎力が大事!

英語に限らず、どの教科の学習においても、インプットとアウトプットがとても重要です。
英語の習得では、まずは「読む」「聞く」でインプットし、それから「話す」「書く」でアウトプットする。これが外国語習得にもっとも効率的といわれる順番です。

 

4つの英語力を伸ばすためには基礎をつくることが大事!
「読む」リーディングでは、まず頻出単語を押さえ、わからない単語には必ずしるしをつけておき、英単語の暗記をコツコツと重ねることが必須。

 

覚えたら「書く」ライティングですぐアウトプットしていきましょう。
問題集を解く際に間違った場合は、文法のルールが違ったのか、知らない単語があったからなのかなど、原因をしっかり把握して改善していけるといいですね。

 

「聞く」リスニングでは、まず英語の音に慣れること。
英語特有の言い回しや、よく使われるフレーズにバリエーション豊かに触れることで、少ししか聞き取れなくても前後を予測して把握することができるようになります。
映画や海外ニュースなどで英語字幕にして音声と言葉の両方をチェックして、慣れたら字幕なしで観るというのも効果がありますね。

 

すぐアウトプットという意味では、音読も大変効果が高いです。
最初はゆっくり確実に、段々とスピードを上げて読み上げていくと慣れてきます。
スピードを上げて読み上げることに慣れることは、リスニングの力にも繋がります。

 

脳科学的には、インプットばかり続けるよりも、インプットとアウトプットを繰り返したほうが脳に定着するという見解があります。
一気にインプットしてアウトプットへ移行…というよりも、ある程度インプットができたらアウトプットをしていく、という方法で勉強を進めていくのがおすすめですよ。

 

 

小中学生が4技能を伸ばすコツ

「聞く」力を伸ばすための一番身近な方法は、音読です。
しかし、誤った発音で耳が慣れてしまうと、誤った発音で音読をすることになってしまいます。
そうなってしまうと、実際にネイティブの発音を聞いたときにほとんど聞き取れなくなってしまいます。
できるだけ正しい発音で音読したいので、お手本を示してくれる先生や、正しい発音の音声があることが望ましいですね。

 

「読む」については、単語力、文法や構文などの知識がしっかり頭の中に入っていることが必要です。
頻出英単語の暗記、詳しい解説のついた参考書や問題集で、まずは知識の基礎固めをしましょう。

 

「話す」ために必要な力は、英文を作る力です。
自分の考えていることを英語で誰かに伝えるということはとても難しいことです。
頭の中でしっかり理解できていなければ、とっさに英文が口から出てきません。なのでまずは、自分の意見を英語で書き出す練習を繰り返すことが大切です。
単語力、文法や構文などの知識をしっかり身につけたうえで、練習していきましょう。
英作文の練習を積む、日頃から動画などで英語に触れることも効果的です。
また、先生や友達などに協力してもらって、実際に会話してみることも大切ですよ。

 

「話す」とともに「書く」は、自分の答案を採点するのが難しい分野です。
参考書や問題集を用いるのはもちろん、添削してくれる先生の存在があると最適です。
ここでも単語力や文法理解は必須ですね。

 

 

大学受験に向けて4技能を伸ばすコツ

「聞く」ための力として、まず英文が理解できない場合は単語力不足のため、語彙力アップに努めましょう。
理解はできる段階であれば、音源を聞きながら英文を目で追って、スピードに慣れる練習をします。
さらに、英文を1文ずつ聞いて書き出す練習や、音読も効果的です。

 

「読む」については、速く正確であることが要求されます。
ただし、基礎となっているのはやはり語彙力と文法理解です。
ここをまずしっかり仕上げてから長文に取り組みましょう。
1文1文、文構造をきっちり理解しながら精読することからスタートしていくと良いですね。

 

「話す」ためには、リスニングを強化して試験官に受け答えができるようにしておくことが第一です。
自分の言いたいことを自分の英語力で、単純化して伝えられるように練習します。
そのために、自分の考えていることを英語で書き出す練習が効果的です。
いつも英語で話すことを想定して、シミュレーションする習慣をつけましょう。

 

「書く」については、まず語彙力、文法理解と構文などの知識がしっかり備わっているかどうかを確認しましょう。
その後は問題演習を積み重ねることですが、自分で答案を採点することが難しいため、添削してくれる先生の存在があると最適です。

 

大学受験に向けて4技能をバランスよく強化していくのは、少しハードルの高い作業ですよね。
一人では難しそう…と悩んだら、ぜひ家庭教師のファミリーへお気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

英語4技能とは将来に役立つ大切な技能!早めに身につけていこう

英語4技能とは、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの技能のこと。
社会のグローバル化に伴い、これからますます英語力が求められるでしょう。

 

英語4技能は受験だけでなく、今後の小学校・中学校・高校の英語教育においても必要な技能になってきそうです。
家庭教師のファミリーでも、お子さまひとりひとりの英語4技能が伸びていく指導体制を整えています。
悩んだときは、いつでもご相談お待ちしています!

 

 

著者向 優奈

北海道教育大卒。特に英語の指導を得意としており、「向先生に教わって英語がわかるようになった!」との声多数。趣味はムーミングッズ集め…を公表していたところ、生徒たちからプレゼントされたムーミングッズでペンケースの中がいっぱいに…

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