【北海道の高校受験】仕組みを徹底解説!流れや選抜方法なども

受験のこと

2019.04.05

川合 淳

こんにちは!家庭教師のファミリー認定プロ教師の川合です。

 

今回は北海道での高校受験を控えたお子さまや保護者さまへ、受験の詳しい仕組みを解説します。

 

学区制度や受験の流れ、内申点の計算方法など、北海道独自の入試システムについて理解しておくことが、合格への第一歩となりますよ!

 

 

 

 

北海道の高校受験、公立・私立それぞれの仕組み

まずは、北海道の公立高校(道立高校、市町村立高校)と私立高校の入試システムをご説明します。

 

 

公立高校の入試システム

公立高校入試の流れは以下の通りです。

北海道には北海道立高校と市町村立高校がありますが、基本的に道立高校のスケジュールに準じて市町村立高校の入試も行われます。

 

 

1.出願

1月下旬の出願期間に希望する学校・学科に出願します。

原則1高校1学科のみを選択しますが、同じ学校の別学科を第2志望にできる場合があります。

 

 

2.出願変更受付

北海道教育委員会のホームページ等で発表される「当初出願状況」を見て、2月初旬までの1週間程度、決められた制限内での出願変更が可能です。

ただし、推薦入試は出願変更が認められていません。

 

 

3.推薦入試実施

必ず面接が行われ、その他は学校裁量で試験内容が決められています。

推薦試験日は2月中旬で各校一斉に行われ、合格した場合は2月下旬までに入学確約書を提出します。

不合格の場合は一般入試へ再出願することになりますが、再出願先は推薦入試を受験した学校である必要はありません。

 

 

4.一般入試実施

3月上旬に全道一斉に行われます。

国語、数学、社会、理科、英語の5教科、各60点満点・45分の試験です。

道立高校ではほとんどの学校で1日目に学力試験、面接がある場合は学力試験の翌日に行います。

学校により特定の科目の配点を上げる傾斜配点や、翌日に実技、作文などを課す場合もあります(平成31年は阿寒高校のみ作文を実施)。

一部の公立高校では学校裁量問題という、難易度の高い問題を採用しています。

 

 

5.合格発表

3月下旬近くの指定日に、全道一斉にて各学校の校舎前に合格者番号を掲示、または各高校のホームページに掲載されます。

 

 

6.二次募集受付

入学者が募集人員に満たない場合のみ行われます。3月下旬に新聞や北海道教育委員会のホームページで告知されます。

 

 

 

私立高校の入試システム

私立高校の一般入試はA日程とB日程での試験があり、どちらを採用するかは学校により異なります。

年度によって変更がある場合もあるので、各学校の公式ホームページで確認しましょう。

また、推薦入試・単願(専願)入試も学校によって実施されます。

 

 

1.推薦入試・単願(専願)入試

一般入試が2月中旬に実施されるのに対して、推薦入試・単願(専願)入試は1月中旬以降に実施され、合格内定は試験日の約1週間後に出ることがほとんどです。

 

推薦入試は特定の運動部の全道大会・全国大会上位入賞者や、学業面での成績優秀者が、学校で定められている一定の基準をクリアすることで受験できるものです。

基準をクリアすることで、入学金免除・授業料全額免除・授業料半額免除など優遇されることもあります。

 

単願(専願)入試は他の公立高校や私立高校を受験せずに、合格内定が出たら必ず出願先の高校に進学することを条件に受験できます。

一般入試より合格ラインがやや緩和される傾向があります。

 

 

2.一般入試実施

公立高校の一般入試のように全道同一の試験問題を実施するのではなく、各学校で作成された試験問題で入試が行われます。当然、学校によって問題の難易度や出題傾向、受験する教科数が異なります。冬休み以降は受験する高校の入試過去問を入手し、難易度や傾向を知り、演習を繰り返すことが必要です。

 

 

A日程

2月の中旬ごろ行われます。

試験内容は学校により異なりますが、特別推薦試験、AO入試などを行う学校が増えているのが特徴です。

 

 

B日程

2月の下旬ごろ行われます。

A日程に比べて学力での試験が多いのが特徴で、それに加えて面接や実技試験など個別の特徴的な科目を課す学校も多くあります。

 

 

 

 

北海道の学区制度はどうなってる?

入学願書用紙

北海道の公立高校のうち、全日制普通科の入試には学区制度が適用されます。

それ以外の専門学科(商業科・工業科・農業科など)、定時制、通信制の高校であれば全道どこへでも出願が可能です。

 

 

学区制度の仕組み

学区とは、お住まいの地域を元にした通学区域のことです。

北海道では19の学区に分けられており、保護者の居住地を基準として通学区域が定められています。

全日制普通科を受験する場合は、原則、自分の学区内の高校に出願することになります。

 

 

学区外受験について

他の学区の高校を受験することを「学区外受験」といいます。

学区制度を維持して学区内の学生を一定数確保するため、学区外からの入学者は定員の●●%と枠が制限されています。

 

・石狩学区以外からの石狩学区へ → 定員の5%まで
・石狩以外の各学区へ → 定員の10%まで
・札幌市外の地域から札幌市立高校へ → 定員20%まで

 

もちろん全日制普通科以外の高校ではこの限りではありません。

 

 

 

 

北海道の高校受験での選抜方法はどんな仕組み?

「志望校合格!」と書かれた絵馬

公立高校の一般入試は5教科300点満点ですが、試験の結果さえよければ合格できるという訳ではありません。

「内申点」および「面接」の総合評価にて合否の判定が決まります。

 

 

内申点の計算方法について

当日の得点以外に、中学校での成績評価である内申点が合否の判定に使われます。

内申点の計算方法は以下の通りです。

 

中1の学年末評定(5段階9教科45点満点)×2

中2の学年末評定(5段階9教科45点満点)×2

中3の学年末評定(5段階9教科45点満点)×3

 

以上3年間の合計評定点によって、13段階(A〜M)にランク分けされます。

 

同じ内申ランクであっても、学力点が他者と競ってしまった場合には内申点の合計が高い方が評価されます。

つまり、ランク自体はEランクで変わらないとしても、220点のEランクと230点のEランクでは評価点が違うわけです。

そのため日頃の勉強も重視し、音楽や体育などの実技教科もおろそかにしないよう配慮する必要があります。

 

 

合否の判定方法について

入試当日の得点と上記の内申点の両方を総合的に判断して合否が決定されます。

その際の評価方法は以下の通りです。

 

(1)定員の70%:学力点と内申点を同等に評価

(2)定員の15%:学力点をより重視

(3)定員の15%:内申点をより重視

 

(2)(3)の場合の重視比率は学校裁量となっており、6月ごろに翌年度入試の重視比率が発表されます。

また、学校によっては数学や英語の得点に傾斜をかけて、一部の教科の比率を高くして評価する学校もあります。

 

 

 

 

北海道の高校受験の仕組みを知って備えよう!

高校入試を突破するためには、まずその仕組みを理解して、効率よく勉強していくことが大切です。

 

北海道の高校入試のポイントは以下の4つ。

 

  1. 公立高校の全日制普通科は、原則、自分の学区内の高校を受験する
  2. 公立高校の全日制普通科は、学区外受験の場合は定員枠が設けられている
  3. 公立高校の合否は、入試当日の得点と内申点を総合的に判断して決められる
  4. 私立高校の入試は、A日程とB日程があり、どちらを採用するかは学校によって違う

 

仕組みを理解し、万全の準備をして高校入試を迎えてくださいね。

 

勉強以外にも何かと忙しい中学生ですから、塾や家庭教師など入試のプロの力を借りることも受験対策の1つです。

 

私たち家庭教師のファミリー中学生コースは、お子さまの現在の学力や性格を考慮して、適切な対策を取ることが志望校合格への一番の近道だと考えています。

合格後も通用する「自分から学ぶ力」を養います!

 

 

 

著者川合 淳

小学生の基礎力養成から中学受験、大学受験までオールマイティに指導を行い、紹介で受け持つ生徒も多いベテランプロ教師。穏やかな口調からは数々の生徒・保護者の問題を親身に解決してきた風格が漂う…。

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