子どもの家庭学習、困りごと1位は「つい感情的になってしまう」。親が試して効果があった学習サポート方法とは?

やる気の出し方

2026.05.18

ファミリー代表 寺井俊行

子どもの家庭学習に対して、保護者はどのように関わっているのでしょうか。
 
「もっと見てあげたいけれど時間がない」「つい口うるさくなってしまう」など、悩みを抱える方は少なくありません。子どもの学力を伸ばすために、家庭でどのようなサポートが効果的なのかは、多くの保護者にとって気になるテーマです。
 
そこで今回は株式会社NEXERと共同で、子どもがいる全国の男女300名を対象に「家庭学習における保護者の関わり方と効果的だったサポート」についてのアンケートをおこないました。
 
家庭学習における保護者の関わり方と効果的だったサポートに関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年3月6日 ~ 3月24日
調査対象者:子どもがいる全国の男女
有効回答:300サンプル
 
■質問内容
質問1:子どもの家庭学習に、どの程度関わっていますか?
質問2:家庭学習を見る際に、どのようなことに困っていますか?(複数選択可)
質問3:これまでに試して効果があった学習サポート方法は何ですか?(複数選択可)
質問4:子どもの勉強を見る際に、最も気をつけていることは何ですか?
質問5:理想の関わり方や、「本当はこうしたいのに難しい」ことがあれば教えてください。
 
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります

 
 

質問1:子どもの家庭学習に、どの程度関わっていますか?

まず、子どもの家庭学習にどの程度関わっているかを聞いてみました。
 

最も多かったのは「ほとんど見ていない(本人に任せている)」で59.3%でした。
次いで「時々様子を見て声をかける」が28.3%、「見たいが時間がない」が9.3%、「毎日つきっきりで教えている」が3.0%という結果になりました。
 
約6割の保護者が子どもの家庭学習を本人に任せていることがわかります。一方で「時々様子を見て声をかける」という保護者も約3割いました。完全に放任しているわけではなく、適度な距離感を保ちながら見守っている方が多いようです。
 
また「見たいが時間がない」と回答した方が約1割いることから、関わりたい気持ちはあっても、仕事や家事に追われて難しいと感じている保護者もいるようです。
 
 

質問2:家庭学習を見る際に、どのようなことに困っていますか?(複数選択可)

続いて、子どもの家庭学習に関わっている方に、家庭学習を見る際にどのようなことに困っているかを聞いてみました。
 

困りごととして最も多かったのは「つい感情的になってしまう」で31.9%でした。
 
次いで「仕事で時間が取れない」と「学習内容が難しくなってきた」がそれぞれ22.3%、「子どもがやる気を出さない」が21.3%、「適切な声のかけ方がわからない」が16.0%、「教え方がわからない」が14.9%と続きました。
 
子どもの学習を見守ることは、知識だけでなく感情のコントロールも求められる場面が多くあります。冷静でいたいと思っていても、日々の疲れや時間の制約が重なると、つい感情的になってしまうのは無理もないことかもしれません。
 
 

質問3:これまでに試して効果があった学習サポート方法は何ですか?(複数選択可)

続いて、子どもの家庭学習に関わっている方に、これまでに試して効果があった学習サポート方法を聞いてみました。
 

最も多かったのは「目標を明確にした」で24.5%でした。
 
次いで「学習時間を固定した」が21.3%、「学習環境を整えた」が20.2%、「塾や家庭教師を利用した」が16.0%、「一緒に学習計画を立てた」が13.8%、「ご褒美制度を設けた」が12.8%と続きました。
 
明確な目標を設定することで、学習のモチベーションが高まり、成果を実感しやすくなります。また、学習時間や環境を整えることも、多くの保護者に評価されています。
 
 

質問4:子どもの勉強を見る際に、最も気をつけていることは何ですか?

では、保護者は実際に子どもの勉強を見る際、どのようなことに気をつけているのでしょうか。子どもの家庭学習に関わっている方に、勉強を見る際に最も気をつけていることを聞いてみました。
 
● 感情的にならない。新しいことを学ぶときは何回ミスしても、何回同じことを聞かれても当たり前と自分に確認する。教え方があちこち行かないように、でも噛み砕いて教える。(30代・女性)
● 怒らない。なぜ分からないのかを理解する。どうやったら分かるのかを一緒に考える。(30代・男性)
● 子ども自身が気づけるようにヒントのみを与えている。(40代・女性)
● 勉強量も大事だけど、一つの問題に取り組むことも大事なので、一つに時間がかかっても解決できたら褒めてあげること。(40代・女性)
● できなければ叱るのではなくできるだけ褒めて伸ばすようにしている。(40代・男性)
 
保護者の声から「感情的にならないこと」を意識している方が多いことがわかります。叱るのではなく褒める、子どものペースを尊重する、答えをすぐに教えず考えさせるなど、さまざまな工夫が見られました。
 
 

質問5:理想の関わり方や、「本当はこうしたいのに難しい」ことがあれば教えてください。

最後に、理想の関わり方や「本当はこうしたいのに難しい」と感じていることを聞いてみました。
 
● 優しく教えたいのに理解が遅いとイライラしてしまう。(30代・女性)
● 冷静に教えたいのに感情的になってしまう。(40代・女性)
● 内容が難しくて自分で勉強しなおさないと教えられない。教えるのがうまくできない。(40代・女性)
● もっと深く教えたいがやさしく教えるのが難しい。(40代・男性)
● 自主性を大切にと思いながらつい口出ししてしまう。(50代・女性)
 
「冷静に教えたい」「優しく接したい」と頭ではわかっていても、いざ実践すると難しさを感じるという声が多く寄せられました。
 
また、学習内容が難しくなるにつれて、保護者自身が教えることが困難になるという声や、子どもの自主性を尊重したいのに口を出してしまうという葛藤も見られました。
 
 

まとめ

今回の調査では、約6割の保護者が子どもの家庭学習をほぼ本人に任せている一方で、関わっている保護者の約3割が「つい感情的になってしまう」ことに悩んでいることがわかりました。
 
こうした悩みを解決する手段のひとつとして、いま再注目されているのがマンツーマンで対応してくれる家庭教師の活用です。
 
保護者の方に知識や時間があれば、子どもの家庭学習をサポートすることは十分に可能ですが、第三者の家庭教師に依頼することで関係が近いからこそ生じるデメリットが解消されます。
 
学力も経験もある家庭教師が、決して感情的にならず、常に子どもにとって良き理解者として、解けない問題の解決だけでなく勉強のやり方や習慣づけまでを指導する一方で、保護者はというと、子どもの取り組みを認めて、励まし、応援してあげることで自己肯定感をしっかりと育むことが可能になります。
 
受験や勉強のことは家庭教師に、自己肯定感をはじめ人間的な育成は保護者が担うという役割分担が理想的な教育の形なのかもしれません。
 
家庭教師は自宅に来て指導するため、普段の様子もよく分かりますし、先生との距離感も近いため意思疎通が図りやすく、連携して子どもをサポートできる環境も家庭教師ならではの魅力です。
 
家庭教師のファミリーでは、単なる詰め込みや学力アップではなく、子ども自身が進んで勉強に取り組めるよう「自立学習力」に着目した指導に力を入れており、一人ひとりの特性や得意不得意を把握したうえで、丁寧なサポートを実施しております。
 
ファミリーでは教員免許を持った認定プロ教師が、勉強に関するお悩みだけでなく、子育て・教育に関する様々なお悩みを保護者様ともしっかり共有して、課題解決に向けて全力でサポートしておりますので、お子様のことで心配や気になることがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
 
<記事等でのご利用にあたって>
● 引用元が「株式会社NEXERと家庭教師のファミリーによる調査」である旨の記載
● 本記事(URL)へのリンク設置
 

著者ファミリー代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

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