勉強中に仮眠を取っても良い?効率アップにつながる仮眠のコツも紹介

やる気の出し方

2021.07.26

ファミリー 代表 寺井俊行

こんにちは!家庭教師のファミリーです。

 

大事な試験やテストの前で夜遅くまで勉強をしていると、勉強中にもかかわらず眠気が襲ってくることもありますよね。

 

そんなとき、仮眠を取ることで勉強時間が減ってしまったり集中力が切れてしまうことを心配して、眠気を我慢しながら勉強を続けていませんか?

実は、仮眠を取ることで勉強の効率は上がるんです!

 

今回は勉強中の仮眠の効果や、仮眠の取り方のコツをいくつかご紹介します。

 

 

 

勉強中に眠くなったら「仮眠」を取るのがおすすめな理由

眠気を我慢して勉強を続けると、脳が疲れて勉強の効率が下がってしまうと言われています。

 

少し古い資料になりますが、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」の中でも「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業効率の改善に効果的」と記載されています。

短時間の仮眠を取ることで脳の疲れがリセットされて集中力が増し、結果的に勉強の効率も上がります。

 

睡眠には記憶を整理したり、脳や身体を休息させる役割もあります。

より効率的に勉強を進めるためには、眠気を我慢するより仮眠を取るほうがおすすめです。

 

ただし、予定していた時間より寝すぎてしまったり、仮眠後に眠気や疲れが残ってしまうと本末転倒です。

次で、仮眠を取るときのコツをご紹介します!

 

 

 

 

勉強の効率アップにつながる仮眠の取り方やコツ

勉強の効率アップにつながるの仮眠の取り方とは、どのようなものでしょうか。

仮眠を取るときのポイントやコツを、いくつかみてみましょう。

 

 

 

仮眠の時間は20分前後にする

長く寝てしまうとかえって眠気が増してしまうこともあります。

先程もご紹介したとおり30分以内で、20分前後くらいを目安に切り上げられるよう必ずアラームをセットしておきましょう。

 

ごく浅い眠りにして、起きてから眠気を残さないようにするのがポイントです。

 

 

 

事前にカフェインを摂取する

カフェインは摂取後約30分で脳に到達すると言われています。

そのため、仮眠の前にコーヒや紅茶などのカフェインの含むものを摂取しておくと、ちょうど起きる頃に覚醒作用の効果が現れてくることが期待できます。

 

ちなみに、カフェインには計算力や記憶力の向上や疲労の抑制などの効果もあるようですよ。

 

※ただし、カフェインが身体に合わない方もいますので、アレルギーなど不調を伴う方は控えましょう。また、摂取量には十分に注意しましょう。

 

 

 

あえて熟睡できない環境で仮眠する

布団で寝てしまうとつい熟睡してしまい、長時間の睡眠につながってしまうことも。

寝方はさまざまですが、机に伏せたり、ソファーで横になるなど、あえて熟睡しづらい姿勢や場所の方が仮眠には向いているようです。

 

 

 

体の状態や勉強環境を整える

仮眠をするにあたって、自分自身の状態や勉強をする環境を整えておくことも大切です。

 

例えば、満腹時は疲れを取るよりも消化にエネルギーを使ってしまうので、仮眠には不向きです。

できれば食後は避け、少しお腹が空いているくらいの方が、しっかりと仮眠の効果が得られるでしょう。

 

また、勉強を行う環境については、仮眠を終えた後にやることを事前に決めておくことをおすすめします。

ついスマホを触ってしまったり、関係のないことをしてしまわないように、事前に勉強する内容を決めておき、問題集や参考書を机に用意するなど学習環境を整えておきましょう。

 

 

 

仮眠を取っても眠気が残っているときは運動を

仮眠を短時間で取ったのに、どうしても眠気が残ってしまうこともあるかと思います。

そのようなときはストレッチや軽く散歩をして、少し体を動かすとスッキリすることもあります。

 

どうしても眠気が抜けないときには、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

仮眠だけでなく普段から睡眠をしっかり取ることが大切!

目覚め

受験や大きなテスト前などは、本格的な睡眠時間よりも、仮眠を取りつつ少しでも多くの時間を勉強に使うという場面もあるでしょう。

 

勉強中の眠気には仮眠が効果的ということをご紹介しましたが、普段からの十分な睡眠も非常に重要です。

 

仮眠では睡眠不足を補いきれず、睡眠不足が続くと身体にさまざまな不調をきたしてしまいます。

脳や身体が疲れている状態では、学習したことがなかなか頭に入らなかったり、大事なテストの日に風邪をひいてしまうなど、本来の力を出しきれないことも。

普段からの睡眠も6時間以上は取り、体調管理をしておきましょう。

 

睡眠不足の生活を習慣化せずに、試験やテストを終えたらしっかりと睡眠を取る生活に戻すように心がけると良いですね。

 

睡眠に関する役割や効果は「勉強と睡眠の関係、お教えします!」でも紹介しています。

しっかり睡眠を取ることでの良い影響や、睡眠不足による学習面での悪影響などにも触れていますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。

 

 

 

 

無理せず仮眠を取ることで勉強効率もアップ!コツを押さえて効果的に

眠気を我慢して勉強をするよりも、適切に仮眠を取ってスッキリしてから勉強をする方が、脳に疲れを溜め込まず、集中力や学習効率が良くなることが期待できます。

 

仮眠を取る時間は15分〜20分と決め、可能な方は事前にカフェインの摂取がおすすめです。

満腹時は避け、なるべく布団以外の場所で必ずアラームをセットしてから仮眠を取りましょう。

 

仮眠を取る前に仮眠後の勉強内容を決めて机に用意しておくなど、自分に合ったもので構いませんので、起きてすぐ勉強に取り組みやすくなる工夫ができると良いですね。

 

また、仮眠を取ったのにどうしても眠気が取れないときはストレッチや散歩で体を動かしてみましょう。

 

仮眠はとても効果的な手段ですが一番大切なのは、しっかり勉強ができる身体を保つことです。

そのためには、日々の睡眠もとても重要な役割を担っていますよ!

 

学習方法や勉強スケジュールでお悩みの方は家庭教師のファミリーへお気軽にご相談くださいね。

 

著者ファミリー 代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

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