「女子大生の日」

雑学

2017.08.17

皆さん、こんにちは!藤枝支部サポート担当の寺前です。
お盆も開けたのに、藤枝は梅雨と勘違いしそうなくらいに雨模様です…
しばらく雨が続くようですが、蒸し暑さとジメジメに負けず元気に過ごしましょう!

さて、今日…ではなく、昨日の話になってしまうのですが笑
昨日、8月16日は「女子大生の日」でした。
1913年(大正2年)の8月16日に、東北帝國大学(現在の東北大学)が合格発表を行ったのですが、その中に日本で初めての女性の合格者となる3名の名前があったそうです。

ここで一つ、疑問が出てきませんか?
「なんで合格発表が8月なのか」ということです。
普通、高校受験も大学受験も、試験が2月~3月くらいで、合格発表は3月、そして4月からが新学期ですよね?
なぜ夏である8月に合格発表があったのでしょう?

実は、今でこそ当たり前の4月入学ですが、昔からそうだったわけではないのです。
明治時代の話ですが、明治維新によって西洋の文化が日本に入ってきました。
その際に、教育の分野でも西洋の文化が取り入れられ、高等教育では9月入学が主流となりました。
(知っている人もいるかと思いますが、外国の多くの国は9月入学が主流です)。
それが時代の流れと共に、徐々に新年度を4月からにするという形に変わっていったのです。

ちなみに、「女子大生の日」に合格した3人の女性は
・黒田チカさん(日本初の女性科学者・女性心理学士)
・丹下梅子さん(栄養学者・日本人女性2人目の女性農学博士)
・牧田らくさん(数学者・心理学士)
という方々で、いずれも複数の肩書を持って日本の学問に貢献しました。
知識の豊富さと学問に対する高い好奇心が伺えますよね!

今は女性の大学進学も当たり前となっていますし、昔よりも大学の数も、種類もかなり増えました。
皆さんはあらゆる進路を目指すことが出来ますが、そのためには目標に向けて何をすればいいのか、正しい情報を得ることと、そのために適切な勉強をすることが必要不可欠です。
ファミリー会員の皆さんは、先生から「将来の夢カード」というものを夏休み前にもらったと思います。
この機会にカードを活用し、自分の将来について今の内によく考えたうえで、行きたい高校を、ひいては大学を考えてみてはどうでしょうか?

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