液体が凍る温度

こんにちは。
暑い夏には少しでも涼しくなるような話題を…
ということで今日は「氷点（凝固点）」について話します。

水が凍り始める温度のことを氷点と言うそうですが、
他の液体についても「氷点」と言うことがあります。
（正確には凝固点といいます）
水は0度で凍り始めるということは知っている方も多いのではないか
と思いますが、他の液体についてはどうだろう？と思いませんか…？

私は小学生の時に自由研究として実験してみたことがあります。
水、オレンジジュース、砂糖水、食塩水、スポーツ飲料、お茶、醤油、牛乳…
一つだけ全く凍る気配すら見せなかったものがありました。
それは何でしょう？？

…正解は醤油でした。

正確には醤油は凍らないわけではなく、
家庭の冷凍庫レベルでは醤油の凝固点に到達できないということでした。
水に他の物質が溶けていればいるほど、凝固点が下がるようなんですが、
醤油は塩を中心に70％ほど水以外のものが溶けているそうです。
－30度くらいでやっと凍りはじめるそうなのですが、家庭の冷凍庫では－18度くらいにしかならないので家庭で醤油を凍らせるのは難しかったということでした。

同じように、水以外のものがたくさん入っているものは凍りにくいという原理で、
ソースや焼き肉のたれ、牛乳なども凍りにくいようですよ。

自由研究に困ったら参考にしてみてください。