太陽の高度と気温②

雑学

2017.08.09

浜松支部の妻木です。
伊井先生から7/31の記事にて以下のコメントをもらいました!

太陽高度がもっとも高いのは、実は6月20日前後……というか、夏至の日前後。
じゃあ、夏至の日前後が一番暑くなるはず……が、そうはならないのは……。
ヒント:1日の内、最も暑いのは12時ではない

前回、夏と冬で考えましたが、「太陽高度が最も高い=最も気温が高い」ではないという謎ですね…!
ということで、答えを考えていきましょう!

伊井先生のいうように、夏至の日は太陽高度が最も高く、日照時間が一番長い日ですよね。
それにも関わらず、なぜ7,8月の方が暑いのでしょう!?不思議です。
では、ヒントをもとに考えてみたいと思います!
「ヒント:1日の内、最も暑いのは12時ではない」
一日の中で太陽高度が最も高い時間は、12時頃ですよね。しかし一日の中で一番暑い時間は14時頃です。この理由は知っている人も多いかもしれません!
気温が上がるために、地表からの放射熱が大きな役割を果たしています。
12時頃は太陽高度がもっとも高いですが、直接空気を暖めている割合は少ないです。太陽からの熱が地表に吸収されて、地表から空気に放射されています。その熱放射により気温は上がっています。
「太陽高度が最も高い時間」と「最高気温になるタイミング」のタイムラグ!これは空気が直接暖められないことが理由だったのですね!

ヒントはこのタイムラグということですね。
今は一日の中の「太陽高度が最も高い時間」と「最高気温になるタイミング」で考えていましたが、これを一年に置き換えたいと思います。
一年の中で「太陽高度が最も高い夏至の日」前後で太陽からの熱が最も多く地表に降り注ぎます。その後吸収され、空気に放射されるまでに1,2ヶ月かかるので、夏至の日が一年の中で一番暑いわけではないのです!

伊井先生からの問題の答えは以上です!
太陽高度は気温に大きく関係していますが、直接気温を上げているわけではないということがミソですね!
この暑い日々は、夏至の日からの贈り物ってことですね!

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