東海道三大難所

雑学

2017.12.01

藤枝支部認定プロ教師の田中です!

前回、旧東海道の由比・薩埵峠の記事を書きましたが、静岡県の旧東海道にはまだまだ交通の難所があったのです。

その名も、小夜の中山(さよのなかやま)。
静岡県の中央部、現在の島田市と掛川市の間に位置します。

この小夜の中山、何を隠そうあの箱根峠(駅伝で有名ですよね)、そして三重県の鈴鹿峠と並んで、
「東海道三大難所」に数えられていたのだそうです。
実際に歩いてみましたが(私、東海道ウォークが趣味なのです)、峠が果てしなく続く感じで人気もあまりなく、
心細い思いが永続的に続きました。
遠くに見える、文明の利器である自動車バイパスがその心細さを増幅させます。

江戸時代には、小夜の中山を境界として、
「駿河国(するがのくに)」(現在の静岡市がある方のエリア)と
「遠江国(とおとうみのくに)」(現在の浜松市がある方のエリア)に分かれていたそうで、
現在も文化の違いや人々の気性の違いがあるようです。
これだけ峠が急だと、駿河国の人々と遠江国の人々は容易に交われなかったことが想定されるので、それも納得です。

それにしても、これだけ急な峠を、車も使わずに歩きだけで乗り越えていた昔の人々は凄いですね。
感服させられます。
勉強に疲れた時には、昔の人々に思いを馳せながら、長距離ウォーキングをしてみるのはいかがでしょうか?

 

【静岡県/藤枝市】 家庭教師のファミリー藤枝支部

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