受験への体調管理の方法は?子ども・親がそれぞれできることを解説

受験のこと

2020.11.16

ファミリー 代表 寺井俊行

こんにちは!家庭教師のファミリーです。

 

感染症に対する意識は各家庭で高まってきているものの、一般的な受験時期は冬であり、ちょっとした気の緩みが受験当日の体調不良につながりかねない時期でもあります。

 

また、この時期体調に気を付けたいのは受験生本人だけはありません。

同居するご家族や周囲で暮らす人も一緒に健康でいられるよう、配慮していく必要があります。

 

今回は「受験と体調管理の関係性・重要性」について、改めて確認していきましょう!

 

 

 

 

受験期間は体調管理が重要なのはなぜ?

受験期間は今まで以上に体調管理が大切になります。

 

風邪やインフルエンザ、そして2020-2021年の冬には新型コロナウィルス感染症(COVID-19)と、留意しなければいけない疾患が増えましたよね。

いずれも受験生の体力を消耗し、十分な勉強時間の確保や焦りによるストレスを増長させる要因にもなりかねません。

 

この時期の体調不良は本人が単に具合が悪いだけでなく、あらゆる心身の不調を引き起こす要因となる点からもデメリットの多いものになります。

受験生本人はもちろんのこと、周囲も健康に努めることが、結果として受験生を応援することにもつながります。

 

 

 

 

受験に向けた体調管理はどうしたら?子どもが自分でできること

受験生本人ができる体調管理は、大人同様に「栄養」「睡眠」「衛生」「運動」の4つをバランスよく取り入れるよう心がけることが大切です。

 

 

栄養管理

学校と塾、家での学習と「勉強時間を確保したい」「いくら時間があっても足りない」という受験生も多いはず。

ですが、最低限の食事時間は確保しておきましょう。

 

手軽に食べられるものでも栄養の摂れるメニューを心がけるのが大事。

サプリメントや栄養補助食品はあくまでサポート食品であることを意識し、3食バランス良く摂るようにしましょう。

 

朝食はつい抜いてしまいがちですが、食べないと体が省エネモードになって頭がフル稼働しなくなりがち。

朝からしっかりと食べると体温が上がって代謝も良くなり、脳も活性化されます。

 

 

睡眠

どうしてもギリギリまで勉強したくなるものですが、一日6時間程度の睡眠は学生でも必要であり、極端に短い睡眠時間ではかえって効率が悪くなるという研究結果は広く知られています。

 

また、睡眠直前のスマホ、パソコンの使用は睡眠の質が下がり、疲れが取れにくくなることも近年わかってきています。

パソコンやタブレットを使った学習は、睡眠時間の30分前には使用を止めましょう。

 

睡眠前にノンカフェインの紅茶やホットミルクを飲むなど、体を温めることで短時間でも疲れが取れやすくなります。

 

 

衛生

うがい手洗いは基本ですが、しっかり喉の奥までうがいをするのも大事。

喉が少しでもイガイガするなと感じたら、うがい薬や緑茶、塩水などでうがいをして早めに殺菌しましょう。

 

マスクの外側を触らないなど、まだまだ留意する点は多くあります。

 

意外と盲点なのが、コートや制服などにも病原菌やホコリは残っているということ。

玄関で衣類用のブラシを使ったり、除菌スプレーを使用するとともに、生活空間に菌をできるだけ持ち込まない工夫が大切です。

 

また、清潔にするだけでなく一日の疲れをとるためにも、シャワーで済ませず短時間でも湯船に浸かって身体を温めることが重要です。

 

 

運動

現代の生活では運動する機会が格段に減ってきています。

健康でいるためには身体を動かし、適度にカロリー消費し筋肉量を維持することも大切です。

 

極端に痩せたり太ったりすると疲れやすくなるので、この時期に急な増減をしないよう心がけるのもポイントの一つです。

 

 

 

 

受験に向けた体調管理、親ができることとは

和食の食卓

受験生にとって受験は、今まで感じたことのない大きな壁の一つです。

元気そうに見えても、思わぬプレッシャーに押しつぶされそうになっている可能性もあります。

過保護にする必要はありませんが、要所要所で家族のサポートを心がけることが大切です。

 

親ができる体調管理についても、考えてみましょう。

 

 

家族も健康でいる

家族に体調不良があると、家族を気遣って心配になったり、移してしまう病気だと本人の体調にも直接影響を与えかねません。

まずは家族の体調も、本人と同じくきちんと管理するというのが前提です。

 

 

栄養のある食事と食卓を囲むこと

難しいレシピや贅沢な食卓は必要ありません。

まず大切なのは、栄養が偏らない食事であることと、家族で会話をしながら食卓を囲むこと。

 

勉強の会話ではなく、日常のたわいもない話を積み重ねていくことでも、受験のストレス発散になります。

普段からコミュニケーションを少しずつ重ねていくことで、お子さまの体調不良や迷い・不安に気づいてあげられる可能性が高まります。

 

食事は3食バランス良く、魚や肉でタンパク質を補ったうえで、野菜・きのこ・豆・海藻などを積極的に摂ること。

夜食はなるべく、消化の良いヘルシーなものにしましょう。

普段から乳酸菌飲料やビタミンを多く含む果物なども、習慣化して摂れるとなお良いですね。

 

 

共有スペース・勉強スペースを清潔に。換気と湿度をコントロール

風邪などの菌は、換気と湿度コントロールで発症しづらくなります。

特に湿度は湿度計などを使って50%〜60%程度に維持することで、発症率が下がることが知られています。

 

除湿・加湿などをうまく行っていくとともに、菌の付着しやすいホコリなどは残らないよう、拭き掃除も含めて清潔にしましょう。

 

もちろん菌を持ち込まないよう、マスクの取り扱いやコートなどを玄関で管理、なるべく早めに入浴して除菌というのは受験生同様に行いましょう。

 

そのほか「受験生の親としてどうサポートする?子どもが本当にしてほしいこととは」でも家族のサポートについてご紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね。

 

 

 

 

受験生の体調管理は、家族と二人三脚で!

受験生の体調管理は、本人の心がけはもちろんのこと、家族の協力が不可欠です。

 

受験生の多くが、初めてに近い大きな壁となる受験を乗り越えていきます。

体調を崩すと、単に体の不調だけでなく、ストレスなどあらゆる心身の不調を引き起こす要因ともなってしまいがち。

 

本人はもちろんですが、家庭全体で「栄養」「睡眠」「衛生」「運動」の4つをバランスよく取り入れて、健康でいるよう心がけることが大切です。

 

適度な距離感で見守るには、さりげない体調管理のサポートが必要です。

習慣化してしまえば、難しいことではありませんので、一つ一つできることから積み重ねていきましょう。

 

勉強面でのサポートは家庭教師と二人三脚ですすめていくのもおすすめですよ。

 

著者ファミリー 代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

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