深~いところにいるお魚の話

雑学

2017.11.11

こんにちは。今回は今が旬のお魚のお話をしますね。

富山県は3000m級の山頂から、水深1000m以上の海底までという高低差の激しいところです。
湾の大部分は水深300m以上となっていて、国内有数の深い海となっています。
深いということは、それだけ海の中が広いということですね。
そこには多種多様な生きものがすんでいるんですよ!
もしかすると、山々から集められた豊富な栄養も海の生きものの多さにつながっているのかもしれませんね!

さて、今回紹介するお魚の名前は『ゲンゲ』です。
ゲンゲは、200mより深い海に棲む深海魚です。体長は20cmほど。細長い体は、全身が粘液で覆われています。
その透明感のある白い姿は、見る人によってはグロテスクに映るかもしれません。
……その姿のせいで、昔は『(売り物にならない)下の下の魚』として捨てられていたんです。
諸説ありますが、『下の下』→『ゲノゲ』→『ゲンゲ』という風に名前が付いたそうです。
ちょっとかわいそうですね。

ところが漁師たちは『売り物にならないけど、もったいないから食べちゃおう』と、
味噌汁や吸い物の具にして、食べていたようです。
なにしろ、売り物にならないけど、すごく美味しいんです!
天婦羅や唐揚げにすると、サクサクの衣の中はフワフワのトロトロで、しっかりしたうま味が衣に絡んで最高です!
このトロトロの食感は、ゲンゲに豊富に含まれるコラーゲンのお陰です。
ゲンゲに含まれるコラーゲンを使ったサプリメントが開発され、話題になっています!
これらのことから名前も見直され、最近では『幻魚(ゲンゲ)』として紹介されていることも多いようです。

流通の技術が発展したので、富山から遠く離れたところでも味わえるようにもなりました。
皆さんも、幻の『幻魚』一度は食べてみてくださいね!

 

【富山県/富山市】 家庭教師のファミリー富山支部

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