【第三夜】 ★木星の話②

伊井先生の天体コーナー

2017.06.15

伊井

【第三夜】 ★木星の話②

こんにちは。認定プロ教師の伊井です。
先週に引き続いて木星のお話です……そうそう!木星が『近い』というお話の続きでしたね!

木星が明るく見える理由は、木星が大きくて近いからです。宇宙の大きさや距離を表現するときに使う『光年』という単位を知っていますか?ちなみに1光年は、約9,500,000,000,000km(9.5兆km)。木星までが約6億kmですから、完全ケタ違いですね! 宇宙規模で見ると木星は、地球のご近所の星になってしまいます。笑

さて、地球の近くには自分で光っていない天体が多くあります。真っ暗闇の宇宙で、光っていないのに見えるのは太陽の光があたっているから。光があたる部分が大きければそれだけ明るく見えますよね。だから、大きい星は明るく見えます!
ところで遠くにあるモノと近くにあるモノだと、どちらが大きく見えますか?……そう、近くにあるモノの方が大きく見えますよね!だから、近い星は明るく見えます!

夕方か明け方にしか見えない金星と違い、夜中でも見える明るい木星は『真夜中の明星』なんてあだ名で呼ばれることもあるんですよー!
『3回くらいにわたって』とキッパリ言ったばかりなのに……ごめんなさい。あれはウソでした。
2回で1つ書ききってしまいましたが、またいずれ木星のお話をすることもあると思います。次回をお楽しみに。笑

教育情報コラム

著者伊井

認定プロ教師

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